チャイナカフェ

高橋徹也ファンのブログ

音色について5@渋谷nest

日付

2002/4/12(金)

出演順

carnival balloon/ARCH/高橋徹也/ヨシンバ/初恋の嵐 with friends

編成

高橋徹也、鹿島達也(Ba)、CHACO(Dr)、山本隆二(Key)

セットリスト

1.SUNSET
2.春の知らせ(?)
3.もういいかい(新曲)
4.blue song(新曲)
5.ユニバース

レポート

まずワタクシ、大失敗を犯しまして。開演時間を30分勘違いしてました… 挙句、出順が3番目だってわかってたんでギリギリまで仕事してしまい。遅刻。 おまえ、自分でファンサイトやってライブ情報とかアップしてるんちゃうんかい、というツッコミが聞こえてきます。っていうか自分でしてました。ああ。

そんな訳で着いたら高橋くんの演奏は既に始まっていて、けっこう泣きそうに。でも後から知ったんだけど1曲目の途中だったらしく。不幸中の幸いとはこのことです。

演奏していたのは「SUNSET」。今までのライブでSEに使ったりしておなじみの曲。でも今までよりもリズムが強調されたアレンジになっていたような気がした。ちょっとダンスっぽい?以前はアンビエントっぽい感じだった気がするんだけど…違ったかな。

そして2曲目(実はこの時が一番緊張した。「どうもありがとうございましたー」とか言って楽器置いて帰っちゃったらどうしよう…とか思って)、この日初めて聞く新曲。ゆったりとしたリズムにピアノの優しげな音が印象的。 それにしても山本さんのピアノは完全にバンドとしてマッチしてきたなあ。初めて聞いた9月のeggsiteの時はどうしようかと思ったけど(苦笑)。この日は題名のわからない新曲を3曲やっていたんだけど、その中でこの曲が一番良かった。歌詞は、そんなに印象的な単語とかが無かったんだけど、語尾に「ベイビー」とか「だぜ」が入ってた。ああ、そんなしか覚えてないのか。いや、もう遅れて着いたショックで動転しててね…あ、ギターソロが良かったな。高橋くんのエレキギター、凄くストレートな音で。ザクザクいってた。

おっと書き忘れた。この日の編成は高橋+鹿島+山本+チャコ。1月に引き続き関口さんが居ない。何でだろうか。

ここでMC。「新生活応援キャンペーン」について。「お、新生活っていいじゃねーか!」と話を聞こうと思ったが、アンケートを頼まれて「新生活にアンケートが要るかよ!」と思ったらしい(笑)。別にアンケートくらいいいじゃないか、と思ったのは俺だけ?
「ま、そういう歌だったんですけど」
相変わらずのトーンで落とす(絶対そんな歌じゃなかったけど)

続いては1月のライブの1曲目でやった新曲。これは歌詞がなかなか印象深い曲で
「やりたくないのにやりたくはない」
「夜寝る前に結論は出さない」
「変われるものなら変わってみたい、あの人みたいに、あの人みたいに」
トーンとしては「夜に生きるもの」の曲に近い。そしてサビで「もういいかい、まあだだよ」と繰り返される。1月に比べてサウンドが凝ったような気がする。具体的には山本さんの出す音が増えた。これはこの日のライブ全体にいえるんだけど。

4曲目はちょっと前からやってる曲で、でも曲名が不明。「just feeling like blue〜」というコーラスが入る軽快でポップな曲。

再びMC。告知をしようとするが肝心の日程を全然わかってない。
「5/6に…どこだっけな…6日に…(沈黙)あって」(笑)
「30日かな…(やっぱり場所が出てこず)全然これダメっすね、はは」
た、確かに。そしてワンマンとアルバムの告知。アルバムが出ます!っていうだけ(笑)。しかし3年ぶりかあ。気がつけばそんなに経ってたのね。
「なんかダラダラやってます!みたいな」
「…かなり前からこんなこと言ってるんですけどねえ」
ははは、身も蓋も無い(苦笑)。そしてまたライブ告知に戻る。30日がWESTというのは思い出したが、6日がどうしても出てこない。
「6日がね…思い出せないんですよね」
そんなハッキリ言われても!(笑)

あと「夏男!」とか「夏娘!」とか言ってた。前もそんなこと言ってた気がする。
「ホームページとかもやってるんでそこで詳しいことは」
「…出そうで出ない!みたいな」(笑)

で、時間的に次で最後の曲かな?「MORNING BLUE」で終わりかな。ちょっと物足りないというか、呆気なく終わる感じだなあ。

なーんて思ってたら「ユニバース」が始まった!ちょっとビックリした。いや「ユニバース」聞きたかったんだけど。ただ、始まってすぐに「ああ今日は関口さんが居ないんだ…」と実感。この曲はギターが無いとちょっと音が薄っぺらい気がしてしまう(高橋くんはアコギです)。山本さんのキーボードも、ピアノ以外に色んなエフェクトを出していて面白いんだけど。 あの歌メロに絡みそうで絡まない(笑)関口さんのギターが好きなんだよなあ。

と、不満に思っていたんだけど段々高橋くんのボーカルが偉いことになっていく!そして高橋くんの左足も偉いことになっていた。落ち着き無さすぎだろ!ってくらい動く動く。わはは。いやしかし、マジで「NANANA〜」という例のコーラスがどんどん高揚感を増していく。おお! 山本さんのピアノも跳ねる跳ねる。素晴らしい。高橋くんのフェイクもガシガシ入り、最終的には大盛り上がりで幕。いやあ、ここはホントに良かったなー。でもこれに関口さんが入ってたら…と思ったのも事実。欲張り?(笑)

つー訳で全5曲、30分ちょいのステージ。短いけど、まあ5バンドのイベントだし仕方ないかな。

この日は全体的に山本さんの音が広がりを見せていた。チャコさんも(どの曲だか忘れてしまったんだけど)ドラムパッド?っつーのかな、ちょっと変わった音を出すドラムを使っていて。出てくる一つ一つの音に工夫が凝らしてあったと思う。「SUNSET」のちょっとダンスっぽいアレンジとかも良かった。

ただやっぱりギターが高橋くんだけだと上モノが寂しい。山本さんもその分頑張ってたと思うけど、ちょっと厳しかった。「ユニバース」なんかは、俺としては関口さんのギターが一番の聴き所だと思っていたので… ワンマンとかでは居ないと辛い気がする。つっても何で居ないのか理由を知らないのでなんとも言えないんだけど。高橋くんのギターは、それはそれで好きなんだけどね。すっごい変な音出す時があって(注、いい意味で)。

しかし新曲多いなあ。アルバムにどの曲が入るのかが今一番気になる。曲の尺が長いから、そんなにいっぱい曲数入らないと思うし。個人的には「星空ギター」と「夕暮れ星」は音源化してほしいんだけどなあ。

次回ライブは5/6、場所はeggsiteでございます(笑)。 (しかしああいう時って、たいていファンが助け舟を出すと思うんだが。 高橋ファンはシャイな人が多いということで?)

(2002/4/15 記)

本当に昔のライブレポを読み返すのはなかなかキツいのですが、頑張ってアップします。多少修正してますけど、基本はそのまま。

2曲目は「春の知らせ」だと思うんだけど、今年4月に聴いた「春の知らせ」と全然違う気がするんだよな。謎。

「carnival balloon」はキセル堀込泰行のサポートをしている北山ゆう子さんがいたバンドらしい。http://tower.jp/article/interview/2004/04/08/100039011

ここでARCHと対バンしてたんですね。俺見てないけど…

(2018/8/28 追記)