チャイナカフェ

高橋徹也ファンのブログ

BarfOut PRESENTS "Summer Holiday"@渋谷CLUB QUATTRO

日付

1999/7/21(水)

出演順

猫沢エミ/benzo/HI-POSI/SPOOZYS/高橋徹也

編成

高橋/鹿島/上田

セットリスト

1.意外な人
2.雨宿り
3.夜明け前のブルース
-MC-
4.国際人は電話をしない
5.ひめごと
6.悪魔と踊れ
-MC-
7.犬と老人

レポート

雑誌「BarfOut」の主催、一応TRIADが後援?の謎のイベント。はっきり言って客は少なかった(苦笑)。しかも、その少ない客の半分くらい業界人なんじゃないか、っていう生温い雰囲気のイベントでした。しかも、クーラー効き過ぎで寒かった(笑)。一応、一番人気と思われるHI-POSIが何故か3番目に登場。数少ない客はその時点で更に減った…

でもって高橋。やっぱり今回のライブで何がポイントかって、ドラムが誰なのか。佐野さんのままなのか。須貝さんが戻ってくるのか。注目のドラムセットは…あれ、ドラムセット、かたしてますけど(爆)。

何とアコースティックでした!ていうか、それならそうと言えよぉぉぉぉ!!(笑)掲示板に「出番はトリです」とか書く余裕あったらさあ。<事務所。そんなこんなで色々不満を抱きつつライブへ。メンツはKey:上田さん Ba:鹿島さん。

いきなりの一曲めは新曲。初めて聴く曲。「意外な人に意外なところで会う」「意外な人になりたい」とか歌ってた。更に2曲め、これまた新曲。初。これは「雨が〜」とかどうとか歌ってたかな(あまり印象にない)。で、3曲め「夜明け前のブルース」。これは最近ライブでやってはいるものの、これまた音源化されてない曲。これのアコースティックは良かったっすね。

ここでMC。相変わらず謎。しかし、イベントのトリでアコースティックで、ここまで3曲、どれもCDになってない曲。やりたい放題。

で。次の新曲がもう!!もう、凄い良かった!!メロディーは「かっこいい車」みたいな奇妙な(?)感じで、歌詞が「世界中でみんな歩きながら電話をしている」。そこまではいいんだが、2コーラス後の大サビが突如すさまじく感動的なメロとバック!そこに載る歌詞が

「世界中でたった一人電話をしていない、僕こそが真の国際人」

もう、これ、実際に聴かなきゃ絶対わかんないんだけど(笑)、とにかく凄い曲だった。「なぜあのメロディーから、ここにつながるんだぁぁぁ!!」と突っ込むこと間違いなし。マジで涙出ました。凄すぎて。

で、この曲を終えた後、高橋が一言

「へんなうた(笑)」

その「へんなうた」で泣いてる俺は何だよ、おい。しばしその曲にショックを受けたまま、次の「ひめごと」「悪魔と踊れ」は呆然としながら聴いてしまった。勿体ない、「ひめごと」初めて聴いたのに…(上記2曲は「新しい世界」のマキシに収録)

で、MC。今レコーディングしてるそう。 そして「犬と老人」で終了。

正直言って、去年の12月のアコースティックを見ていたのでそんなに期待してなかった。やっぱりフルセットにはかなわないなー、なんて思ってて。でも今回はマジで大満足。来て良かったと本当に思った。実はこの日 TRICERATOPS のシークレットライブが下北の251であったんだけど、蹴りました。でも、悔いなし。

と、同時に「この才能を潰してはいけない」と本気で心配。今回アコースティックになったのがメンバーの都合か、お金の都合かはわかりません(まあバァフアウト様がお金持ってないとは思わないけど)。でも、満足にライブができる状況とは言い難い。本当にもっといい環境作ってやれよ、と思う。

須貝さんはこれから真心のツアーで忙しくなるだろうし、フルセットのライブが見れるのは秋〜冬でしょうか。はあ。でも今回のライブは4月の2本のライブより明らかに良かった。やっぱり佐野さんだったか(笑)<原因

polestarさんから正式な曲名を教えていただきました。ありがとうございました。 m(_ _)m )

(1999 ? 記)


ツッコミどころ多いなあ、このレポ(苦笑)

よく覚えているのが、客が本当に少なかったこと。今冷静に見れば「このメンツでクアトロが埋まる訳ねーだろ」という感じなんですが。

「国際人は電話をしない」に異常に興奮していますが、これもよく覚えています。確か「太平洋」に収録されているバージョンともちょっと違うアレンジで、ホントに凄く神々しいというか…歌詞とのマッチングも含めてかなりの衝撃でしたね。今では高橋くんも普通に携帯持ってますから、この曲はもうライブではやらないのかね。(と書くと、いきなりやったりするんだよな)

MCでレコーディングしてるなんて言ってたんだ…これが幻の4枚目ですね。ASA-CHANGが参加した「夜明け前のブルース」などを含む。

トライセラ

ライブの編成をバァフアウトのせいにしようとしています。若い。

仮に「昔の高橋徹也ライブを1日だけ体験させてあげよう」と言われたら、この日を選ぶかもしれません。それくらい印象的なライブです。

(2006/2/18 追記)