チャイナカフェ

高橋徹也ファンのブログ

The DOORS 1st ANNIVERSARY ~IN THE TWILIGHT CITY @初台DOORS

日付

2002/7/11(木)

出演順

Runt Star高橋徹也/ARCH

編成

高橋/上田(Key)/岡村(バイオリン)

セットリスト

1.音楽
2.チャイナ・カフェ
3.いつだってさよなら
4.意外な人
5.人の噂
6.悪魔と踊れ
7.星の終わりに

レポート

アコースティック編成と聞いていたので、アコースティックのイベントなのかと思っていたらそうではなく、高橋くん以外の2組はフルバンドだった。Runt StarとARCHの間、2番目の登場。メンバーは5月のeggsiteと同じ上田さんと岡村さん。

上田さんがギターを持っている。何をやるんだろうと思っていたら、高橋くんが息を吸い込み歌いだした。『音楽』!全然予想してなかっただけに戸惑う。高橋くんのアコギがコードを鳴らし、上田さんのエレキが奇麗なアルペジオを奏でる。そこに絡むバイオリン。あああ、いきなりこれは反則すぎる。あっというまに空気が一変した。アコースティック編成での「音楽」というと上田&鹿島コンビのバージョンが印象深いんだけど、あの跳ねる感じとはちょっと違う、ゆらゆらと漂う感じだった。「んーっ」という高橋くんの唸りも健在。

続けて『チャイナ・カフェ』。 5月にも同じ編成でこの曲をやってたし、これはやるかなあと思ってた。でも嬉しい。前回はビックリして固まってしまったけど、今日は余裕を持って楽しめる。ていうか、演奏自体かなり違う気がする。前回はこの編成で初ということもあってか、どこか緊張感のあるライブだったけど今回はリラックスした雰囲気。

MC。
挨拶をしてから「最近あの…」といって話し始めるかと思いきや、ギターに手を伸ばす。しかもアコギに手を伸ばしておいて、やっぱりエレキ(笑)。
上田「…えぇっ?」(笑)
ナイスタイミング、上田さん。

“公共事業の丸投げ”についてマジメに話す。が、
「それ自体はまあ、そういうこともあるなっていう感じなんですけど…」
「丸投げって…全裸みたいな感じで」
そこまでマジメに話してたのに!
「今、丸投げって言った!?みたいな」
「技みたい」

「…このくらいで勘弁してください」
いや、もう充分面白いです。

そんなMCのあとに『いつだってさよなら』『意外な人』。『意外な人』では、上田さんがまたもやギターを。この曲、久々かも?

上田さんが「緊張するわー」と呟く(笑)。上田さんが居ると、場の雰囲気が全然違うなあ。

MC。
アルバムとワンマンの告知。上田さんが口でドラムの決めを真似する。「ダカダン!」(笑)
高橋くんも気に入ったのか「ウィエー!」「どぅなの?」(笑) 一体誰の物真似だったんだろうか…そして高橋くんがnino trincaワンマンの告知を。
高橋「詰まるところnino trincaってのはどんなバンドなんですか」
上田「あのね」
高橋「ロック上がりのジャズみたいな…」
上田「そうそう…」
高橋「それは僕です」
上田「やかましい(笑)」
あはは、息ピッタリだなあ。

高橋「バイオリン、岡村未央さん」
岡村「…」
高橋「…発言無しということで」
いや、マイク無いんだからしょうがないじゃん(笑)

次の曲へ行く時に上田さんが「ちょっと待って、ノリが欲しい!」みたいなことを言って、またもドラムを口真似(笑)。よっぽど気に入ったんだろうか。 そして「ワン、トゥー、スリー、フォー!」というカウントから軽快なピアノで『人の噂』!これも久々かな?5月の時とは対照的なライブだなあ。あの時はクラシックコンサートに似たような緊張感があってそれはそれで良かったんだけど、こういう感じの曲が無かったんだよね。どちらも素晴らしい。

バイオリンのイントロでは一瞬わからなかったけど高橋くんの「ウノ、ドス、トレス!」というカウントでハッとした『悪魔と踊れ』。アコースティックの定番、やっぱりこの曲もいい。

最後は『星の終わりに』。これも定番。でも正直この締めはちょっと飽きたかな…たまには違う曲で締めるのを見てみたいかも。

45分7曲。満足感のあるライブ。そして同編成での5月のライブとは対照的なライブだった。個人的にはアップテンポな曲も聞きたいので、今回の方が好きだったかなあ。バイオリンの岡村さんがかなり(音的に)前に出てきていたので上田さんのプレイがいつもと違って新鮮だった。バッキングに努めたり、ギターを弾いたり。

こういうライブを見るとワンマンも2部構成でやってほしいなあと強く思う。アコースティックでしか聞けない曲ってのもあるからね。もしくはアコースティックでのワンマンとか。贅沢言い過ぎですね。

ワンマンまであと一ヶ月。

(2002/7/20 記) 

ちょっとだけ手直ししてレポートもアップ。なんとなく雰囲気が思い出せる。レポート書いてて良かった。タイトルからすると、初台DOORSのブッキングだったのかな。

前後いろいろ修正していて気付いたけど、5月のライブで「チャイナ・カフェ」をやっていて、それが結構久しぶりだったんですよね。なので「前回はビックリして固まってしまった」という記述になっています。

(2023/10/7 更新)